LANDSCAPE ランドスケープ

華やかでありながら静謐、正統でありながら斬新。
本物ともいえる存在感を確かに主張しながら、居住者の方を穏やかに包み込む。

伝統と歴史あふれるこの地との融合を求め、あくまでも上質さにこだわったその佇まい。
ここに流れる時間をさらに豊かに、美しくする居住空間。
歳月を超えて受け継がれてきた地に、〈ライオンズタワー仙台大手町〉が目指したのは次代に受け継がれる住文化の創造です。

伝統の地に受け継がれる住文化の創造

■キャノピー
風にそよぐようなシルエットでスカイラインを形成するキャノピー状の棟飾り。あたかも建物の天頂部が天空へと吸い込まれるかのような印象を与え、軽やかな表情を醸し出すとともに、軽快感と懐の深い奥行き感があります。夜間にはライトアップされ印象的な景観を創り出しています。

■パンチングメタル
パンチングメタルのスクリーンは、遠くから見るとタイルの面のような重厚さを感じさせつつ、同時に光や風を通すため採光や通風の面でも優れた効果を発揮しています。また、風通し穴はランダムパターンになっており、風切り音を解消しています。

■カラーリング
穏やかなライトベージュをベース色として、大手門をイメージしたグレー色を配することで重厚感が表現されています。また、グランドラインに近い低中層部のライトグリーン色で周辺環境の緑との調和を図ると共に、都会的な明るさや楽しさを感じられるカラースキームとなっています。

■雁行設計
南西側を向いた物件の正面は両端を後退させ、雁行形状とすることで、同一面の板状の建物にありがちな圧迫感が軽減されています。さらに建物の印象をスリムに演出するコーナーに設けられたスリットが、垂直ラインを強調し彫りの深いシルエットが実現されています。

70%を超える公開空地による緑の継承

①:ケヤキ
②:公開空地/風月の庭
③:ケヤキ
④:公開空地/記憶の回廊
⑤:ソメイヨシノ
⑥:公開空地/時遊(じゆう)の庭
⑦:展望広場・公開空地/藤ヶ埼
良好な市街地環境の形成と土地利用の適切な高度化を推進する“仙台市総合設計制度”。

杜の都・仙台市でも都市化が進むにつれて毎年緑が失われつつあります。
市街地において緑の創出などゆとりと潤いのある美しい都市空間の形成が望まれています。
総合設計制度は、良好な市街地環境の形成と土地利用の適切な高度化を進めるための制度です。

〈ライオンズタワー仙台大手町〉は建物の高層化を図り、敷地の約70%を公開空地として活用されています。
歴史ある屋敷林の復活を目指すとともに公開空地を設けるなど、緑をつながりに周辺環境、地域社会との共生が図られています。

公開空地 / 時遊の庭

この地域のシンボルとして長年愛されてきたソメイヨシノ。
既存の土塁を整備することで歴史の継承を図っています。

公開空地 / 風月の庭

足元まで優しく照らすポール照明に庭園灯、樹木や石積を浮かび上がらせるスポットライトなど、表情豊かな灯りの演出がされています。

公開空地 / 記憶の回廊

歴史展示スペースとして、仙台に受け継がれてきた伝統をはじめ、絵画、書などをレリーフに刻み展示され、文化の継承を図っています。

展望広場・公開空地 / 藤ヶ崎

古くは仙台七崎の一つに数えられ、景勝の地であった藤ヶ崎の名を受け継ぐ展望広場では、樹々の間から青葉山を一望できます。記憶の回廊からアプローチに導かれる空間には色とりどりの草花やパーゴラを配した休屋が設けられています。

敷地を彩り、四季を伝える多彩な植栽

仙台市が進める“百年の杜構想”の理念に基づき、敷地内に設置された緑の空間。
足元は芝生で覆われ、さらに高低差のある樹木や四季の花などが配されており、美しさに彩りを添えています。

ソメイヨシノ

ケヤキ

カツラ

エゴノキ

モチノキ

ハナミズキ

ヤマボウシ

シラカシ

※上記の内容は分譲当時のパンフレットに記載されている内容を基に掲載しております。
※ここにご紹介した植栽は一部分です。また、変更される場合があります。